主な症状 |
水虫は皮膚にカビが感染して起こる皮膚病のひとつです。指の間の皮がむけてかゆくなるものや、足の裏がガサガサになるものもあり、放っておくと爪がボロボロになってしまうこともあります。かゆくなくても、皮がむけるなどの症状が出たらすぐに治療を要します。症状がおさまっても菌は生きている場合が多いですので、完治するまで根気よく治療をするようにしましょう。
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漢方治療 |
漢方の塗り薬で水虫に有効とされるのは、「華陀膏(かだこう)-軟膏」「土槿皮(どきんぴ)チンキ-液剤」などです。 内服の漢方としては症状によっても違ってきますが「三物黄ゴン湯(さんもつおうごんとう)」「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」などがございます。
また「皮膚は内臓の鏡」という考え方をもつ中国漢方では、頑固な皮膚病の治療にしばしば内服薬も併用します。
人の体は酸性に傾くと血行が悪くなるといわれています。皮膚の細胞がイキイキと活動し、みずみずしさを保つためには、サラサラの新鮮な血液が欠かせません。血行が停滞する、いわゆる“お血(おけつ)”の状態になると、皮膚疾患にもかかりやすくなります。水虫の治療として、よくお血の治療法がとられるのはこのためです。
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お勧め改善アイテム |
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「華陀膏」は、安息香酸、サリチル酸、カンフルなどを配合した軟膏剤です。みずむし、いんきんたむしに有効です。患部を温水で洗浄後にすりこむように塗ってください。 |
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<軟膏>
20g入 |
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本剤は、中国において白癬菌の治療に用いられている槿皮を主薬とし、それに角質軟化作用と殺菌、防腐作用を強めるため、サルチル酸と安息香酸を配合したものです。 |
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<液剤>
20ml入 ・ 40ml入 |
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一口アドバイス |
足の指の間はゴミやアカが溜まりやすいので、石鹼でよく洗うことを心掛けましょう。また湿気は細菌の大好物です。脱いだ靴などは防湿剤を入れるなどの習慣を身につけましょう。一度症状が出ると完治しにくい病気ですので、ご相談頂ければ的確な治療法をご提案させて頂きます。 |
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