主な症状 |
ストレスとは、極度の緊張や対人関係の抑圧によって、手足がふるえる、胃が痛くなる、など、不快な刺激(ストレッサー)による身体反応を指します。強い抑圧にさらされたり、抑圧を処理できないと、人の心身は傷つき、ストレス性疾患が発症することがあります。
ストレスには、自覚できるものとできないものがあります。現在ストレスはないと思っている人も、自覚できないストレスにさらされている可能性があり、体調不良や不定愁訴の原因が潜在下のストレスだった、という事例も増えています。人によっては、ある状況やある人が存在する、または存在しない、だけでストレスになる場合もあるのです。また、ストレスに対する感受性や、その対処法には個人差があり、ある出来事が他人にとっては無害なのに、あなたにとっては黙過できない有害なストレスになっていることもあります。大切なことは、自分のストレスの状況やその対処法を知っておくことなのです。 |
|
漢方治療 |
一口にストレスと言いましてもいろいろな症例がありますが、その多くは内蔵障害から来ているとも言われております。例えば漢方でいう肝は、精神活動に深く関わっている臓器とされ、肝の機能を強化することによって、精神活動の失調を調整することができます。イライラ、怒りっぽい、不安、不眠などの精神症状を呈する人によく用いられる逍遥散、精神分裂症や神経症に常用される柴胡加竜骨牡蠣湯などの処方は、もともと肝に作用する薬なのです。
また、胃腸虚弱者の動悸、不安、不眠などの精神・神経症状改善に有効な帰脾湯という処方には、心を治療する薬のほかに、人参、白朮、黄耆などの脾(消化器系)を強化する生薬が多数取り入れられております。 |
|
お勧め改善アイテム |
|
逍遥とは気ままにぶらぶらと歩くこと。症状がアチコチいろいろ出てくる場合、またストレスで内臓の働きが乱れている状態を調節し、気分をリフレッシュ! |
<丸剤>
270丸入 ・ 540丸入 |
|
|
一口アドバイス |
ストレスは人によってその度合いやケースが皆異なりますので、お客様の症状や体質などを細部にわたってきちんと把握した上で、最も有効と思われる漢方薬をご提案させて頂きます。 |
|