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このコーナーは、数多くお寄せ頂くご質問を中心に、皆様の疑問にお答えして参ります。ご質問はメールにて承っておりますので、お問い合わせフォームよりご質問ください。

Q: 漢方治療の特徴は何ですか?
A: 漢方治療は、患者本人の持っている自然治癒力・免疫力を高めることで病気を治していきます。そのため漢方では、個々の患者の症状や体質などを的確に把握し、その症状や体質に合った薬を臨機応変に投与し、治療を進めていきます。漢方治療とは正に「オーダーメイドな治療」と言えます。
また、病気を本当に治す力は最終的には自分で治そうとする力、つまり人間が本来持っている「自然治癒力」にありますが、漢方は病気を全体的に捉え、この自然治癒力を高める働きがあります。

Q: 漢方薬は、市販の薬と併用しても大丈夫なのですか?
A: 併用する薬の使用目的が治療原則に見合ったものであれば、殆どどの場合併用可能ですが、必ず専門の薬剤師にご相談の上服用してください。うまく併用することにより、治療がよりうまくいく場合も多いです。

Q: 漢方薬と市販の薬はどう違うのですか?
A: 漢方薬と市販の薬は共に生薬を使用し、何らかの薬効があり、古くから伝統的に使われてきたという点では同じです。しかし、漢方薬は漢方医学の理論に基づいた処方の構成がなされており、原則として2種類以上の生薬が配合され、製法・用法・用量が決まっています。一方、市販の薬は伝承的・家伝的な薬で、概して一種類の生薬からなり、用法・用量も詳細には決まっていません。

Q: 自分に合った漢方薬を選ぶにはどうすればいいのですか?
A: 漢方を学んだ薬剤師や中医師のいる信用のおける薬局に相談されるのが一番です。市販の薬と同じような感覚で安易に選ぶのだけはやめましょう。

Q: 漢方薬にも副作用がありますか?
A: 古くから使われている薬用植物を主体とした生薬を材料として作られていますが、天然物だから安全とは言えません。ですが、漢方治療は、薬の構成を”君臣佐使”(昔の中国の身分制度でいろいろな身分で社会が構成されていたこと。ここでは主作用から補助作用をもつ薬までうまく組み合わせることの例え)の考え方でなるべく実害がでないように工夫しています。
薬である限り、どのような薬にも副作用はあるのです。大切なことは、このことを医師も患者さんも知り、その上で漢方薬が持っている独自の性質や特徴を理解して、正しくつき合うことです。

Q: 漢方は値段が高くつくと聞きますが・・・。
A: 漢方治療も保険が適応されますので、そのような心配はご無用です。漢方治療は高いと誤解される原因はいくつか考えられます。まず、漢方薬を診断を受けずに買ってしまったり、通信販売などで買って月に万単位の高いお金を払っている人がいますが、あまり感心できません。
漢方薬は西洋医学と違って血圧が高ければ血圧を下げる薬を使えば良いという訳にはいきませんし、体質の合わない漢方薬は全く効果はないのです。漢方を学んだ薬剤師や中医師のいる信用のおける薬局に相談されるのが一番です。

Q: 生薬と漢方薬は違うのですか?
A: 生薬とは漢方薬を構成する動植物、鉱物をいいます。生薬を漢方理論で数種〜十数種類程度組み合わせて漢方処方が出来上がっています。中には「甘草湯」のように1種類の生薬でできた漢方処方もありますが、こういったものはごくわずかです。

Q: 漢方薬は長く飲み続けないと効果が現れないのでしょうか?
A: 体質や症状などで個人差がありますが、一般的には2週間から4週間ほどで効果が現れてくると考えていいでしょう。二葉薬局にご相談くだされば、ご本人様に一番合った薬と飲み方をご提案出来ますので、より早い治療効果が期待できるとお考えください。


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